こんにちは。

カイリゾートスタッフのバリタイ姐御です。

 

私も働く一女性として気になる記事を発見しました。

これです。

 

 

私が就職した四半世紀前は、

男女雇用機会均等法のハシリで、

企業は女性の総合職をお飾りのように採用し始めた。

 

実際に私が就職をした女性の下着メーカーは

従業員比率 女性8割、男性2割。

 

しかし、女性の総合職は、20名もいなかった。

私の同期は、男性52名、女性11名。

これでも、お飾りのように採用せねばと人事部は頑張ったのだろう。

 

配属先に行くと直属の上司が、

「どうしてわしが、はずれを引かなぁ、あかんねん!」

とつぶやいた。

 

営業として担当の百貨店バイヤーに挨拶に行くと、

「おたく、うちをナメてるの?!こんなおねえちゃんを担当にして」

と言われた。

 

 

外からのイメージとは違って、

女性の下着を扱っていても『繊維業界』

『糸へん』『金へん』のつく業界は古い体質が横行していると言われたことを思い出した。

 

それでも、女性が自分らしく働くために

みんなそれぞれに努力や工夫をして頑張っていた。

 

では、現在、同期の女性総合職11名のうち残っているのは・・・

たったの2名のみ。

みんな、結婚や出産や家庭の事情で退職をしていった。

 

その残った2名は、結婚もし、出産もした。

だが、同期の男性と比べると社内的には階級は下で役職もついていない。

なぜなら、どうしても出産時に休まなければならないからだ。

この2名は、転勤もなく、出産後ももどれる部署があったから

続けられたと本人たちはよく言っている。

それから、

「私は、自分で子育てしてないからね。みんな、親が協力してくれたから」

とも言っていた。

 

このように、いろいろな環境が整わないと女性が第一線で働き続けるのは難しい。

だからこそ、優秀な女性は、自分の将来を見据え、一般職で働くと決断するのだろう。

 

なにが、『一億総活躍社会の実現』だ・・・

こういうことを理解したうえで実現に向けた施策を考えて欲しいものだ。

 

 

 

と、えらそうなことを言いましたが、

当社のホテルで働きたい女性はドシドシご応募ください!!

 

シングルマザーも活躍していますよ。

いつまでも女性を応援できる職場でありたいと強く思います。