こんにちは。

カイリゾートスタッフのバリタイ姐御です。

 

先日、友人と二人で飲んでいた時に

となりに座っていたおじさまが話しかけてきました。

 

私は、そういう場合、5分はおつき合いするけど

あまり話がおもしろくない場合は、バッサリと無視をするタイプ。

 

でも、友人は人がいいから、一生懸命、そのおじさまの話を聞いていました。

 

すると、おじさまが

「このお姉さんたちの料金もわしが一緒に払う!」

と言い出したのでした。

 

「いやいやいや!!!大丈夫ですから!」

と私と友人は言いましたが、

「いいんだっ!!!」

と強い口調でおっしゃるので、

「ごちそうさまです♪」

と口をそろえてお礼を言いました。

 

おじさまが出した財布は、

信じられないくらいの厚みで、

中には100万円以上は入っているだろうと

容易に想像できる札束が入っていました・・・

 

「えっ?!」

と思わず、口に出してしまった私に

ニヤリとしながらおじさまは言いました。

 

「今日は少ないほうだよ」

とね。。。

 

飲んでいたお店は、

私と友人の小・中学校の同級生がやっているお店で

このおじさまとはゴルフも一緒に行く仲らしく、

「ホントだよ。この人、ゴルフに500万円持ってくるから、重くてズボンが下がってきちゃうんだよ」

と言っていました・・・

 

聞くと地元で有名な会社の社長さんでした。

 

私は興味本位で、

「社長、なんでクレジットカードじゃなくて現金をそんなに持ち歩いていらっしゃるんですか?」

とぶしつけながら聞いてみました。

 

すると、

「昔、わしが30歳そこそこで起業したばかりのころ、社長連中と温泉に行ったんだよ。

その時、さんざん飲んで女遊びして、いざお会計って時に、

10人以上いた社長たちがみんな帰っちゃってたんだ。

わしが若くして起業したのが、生意気に思えたんだろうね。

その時、財布の中の現金じゃ足りないから、銀行に行って下ろしてくるって言っても

温泉の人たちが信用してくれなくて、クレジットカードも使えなくて、

しょうがないから女房にタクシーで現金を持ってきてもらったことがあるんだけどさ。

これが屈辱でね・・・こんな思いは二度としたくないと思ってさ。

一種のトラウマってやつだろうね」

と話してくださった。

 

さらに年を取っていても腕に覚えがあるというか、

そのスジの方々と親しいらしく、

社長を襲おうと思うヤツはこの辺にはいないとのこと。

 

 

 

まぁ、世の中、いろいろな方がいらっしゃるもので。

 

私は、飲み代をうかせたので、ただただラッキー♪

 

私は、ニコニコ現金払いってキライじゃないわ。

でも、水商売の方から言わせると、

『つけ』で払うのが粋だってらしいわね。

 

 

とにかく、社長、ありがとう!

またおごってね★☆